Aぇ!groupの単独公演がすごく良くて平成の時代が楽しく終わろうとしてるお話

ごきげんよう、小枝です。

 

この記事は平成最後の更新になりますが、皆さん平成残りわずかの時間、いかがお過ごしですか?

平成一番の思い出は?と聞かれても、生まれてからずっと平成の時代しか生きてないし、平成にやり残したことは?と聞かれても、特にないし、これ自分アイドルの取材だったら記者泣かせなやつだなって思ってます。

強いて言うなら、空を飛びたいと思って家にあるタンスを階段のように引き出して上まで登ってさあ飛ぶぞ!という時に、タンスに穴が空いて落ちたことです。幸い怪我はしなかったのですが、タンスがものすごい破損して親が修理してくれました。おかげで今も現役です。人は空を飛べないということを8歳にして学びました。ちなみに高所恐怖症になりました。

 

さて、そんな平成の暮れに、私にとって平成最後の現場がありました。

それがAぇ!group初の単独公演『僕らAぇ!groupって言いますねん』です!

いやあ、良かった。めっちゃ良かった。どれくらい良かったかと言うと、単推しの人間が箱推しになるくらい全員の魅力、グループとしての魅力が十分に発揮されてる舞台でした。

 

ちなみに私はチケット争奪大戦争の末、3回見に行くことが出来ました!!!!

東京に住んでるんだからもうちょっと行きたかったのが本音なんですけど、取れないし予定があるし取れないし取れないし取れないし!!!!でも3回じゃ物足りないし、本当は全然関西関係ないデビュー組担の友達とか引っ張って行きたかったし、もっとグループをファンとは違う層の方が見たら、新規獲得に繋がったんじゃないかなと思うけど、グローブ座のあのキャパだったら、元々個々についてたオタクで埋まるだろうなと思ったので、凱旋公演ともっと大きいところでやるのを楽しみにしてます!!!東京だとサンシャイン劇場とかさ!!大阪は松竹座なんかいんじゃない?!?!(やってくださいお願いします事務所様お金はいくらでも出します言い値で出します)

まあ今回はファンが楽しむと同じくらい、東京のお偉いさんに見てもらう実践型プレゼンっていう機能が大きくあったんだなと思いました。

それが顕著に現れていたのがグッズの少なさとチラシと舞台構成。

グッズがファイル1枚のみというグッズで採算を取るつもりが全くない感じ。多分短期間で全て準備しないといけなかったからグッズまでにそこまで手間を加えることが出来なかったのかなって印象でした。でも多分たくさん出したら出したでオタクは買ってた。ていうか売り切れにならなかったし。それめっちゃ悔しいなあ。ごめんねAぇの皆。もちろん爆買いしたけど、さすがに普段使いすは厳しいくらいメンバーの写真バーンッ!って載ってるし、裏のメッセージとか読んだだけで泣けてくるし、家に大量にあるので友達に布教がてらあげようと思います。私の友達、毎回可哀想。笑

そして入場時に配られるチラシ!グッズ詳細が出た時にパンフレットが無くて、いや作らんかい!と思ったら、まさかのチラシがその役目を果たしてくれるというプライスレス案件。チラシを多分500円で売ってもみんな買ったよ???あれ、1人1枚しか貰えないので私は3枚持ってるけどあと2枚は欲しかった。

 

そして特筆すべきは舞台構成!

舞台はAぇ!groupの楽屋で、新しく『Aぇ!groupチャンネル』という冠番組が作られるにあたってメンバー同士で特技を生かしたコーナー披露やバンド演奏、笑いあり涙ありの80分でした。 

なんと言っても、6人の個性が見事にハッキリとしていて、一言で表しやすいのがひと目でわかる舞台でした。今回の舞台は何と言ってもとにかくお偉いさんが本当にたくさんいらっしゃってて、おじさま方が肩身の狭そうにロビーとかにいて、「オタクの圧怖いですよねごめんなさいでも仕事ください」っていう念を送っときました。

個性がはっきりと出されていたからこそ、どういうジャンルの仕事にどのメンバーを選べば良いのかが分かりやすかった。例えば、リチャくんならあの爆発的な個性をもってしてバラエティー1人で放り込んでも面白そうだなとか、正門くんなんかしっかり者でちゃんと回せるから情報番組のアシスタントレポーターなんか合いそうだなとか、個性を仕事につなげやすく見れたなと思いました。

だけど、ちゃんとアイドルの部分はしっかり見せるために『Firebird』と『神様のバカヤロー』でグループとしてのカラーや方向性も示してて、今回使われたのがオリ曲のみで先輩のカバーや関ジュの曲を一切使わなかったのも、Aぇ!groupのグループとしての個性がハッキリと見えて面白い構成だなと思いました。

あと初見で見ると、アドリブと台本の境目が曖昧なんですけど、3回見るとどこが境目なのかがよく分かる。そしてそれとと共にメンバーの演技の力量も見えてきます。これが意外と顕著に見れて面白かった!個人的にその中でも印象的だったのがリチャくんと晶哉くん。この2人、演技のリアクションをコロコロ変えていて、この2人は達者だなあと思いました。本人役なのに素の本人に戻り切ってない感じと言いますか。定点カメラ欲しかった〜。

 

個人的に一番大好きだったのは『平成ミュージカルメドレー』!!!

 

もうめっちゃ可愛い!!!!!!!!

ミュージカルもかじってたもんですから、まず晶哉くんのミュージカルシーンが見れるなんてもうそれだけで東宝S席に値する価値。天才、ありがとう。シンバの格好して出てきてもう本当に泣きかけた。

色々な大人の事情でミュージカルの名曲をオマージュしたメドレーになってて

ライオンキングより『サークルオブライフ』

ラ・ラ・ランドより『Another Day Of Sun』

サウンドオブミュージク『ドレミの歌 』

天使にラブソングを?(これだけほぼオリジナル?)

Queen『Bohemian Rapsody』

(超余談ですが、Queenの楽曲を使ったミュージカルがあります!)

 

っていう流れでした。ジュリアナのあのパートだけ、何のオマージュか分からなくて、後ろのLED背景に映し出されてる教会らしきものから天使にラブソングをかな?と思ったんですけど、天使にラブソングをってそこまでゴスペルっぽい曲なかったよなあと思ったので、これだけはオリジナルなのかな?

 

これの歌詞書いた人は絶対昭和生まれだなって思いましたね。だって末澤くんはまだしも晶哉くんとか鼠先輩とか絶対知らんやん!って思いながら観てました。個人的に歌詞がすごいツボって全然関係ない所で1人だけツボった。一番好きな歌詞は末澤くんのソロの「若貴大フィーバー♪」ってところです。多分そこにツボってたの私だけ。

関ジャ二∞さんのお下がり衣装のキラキラ衣装、凄いかっこよかったなあ。これからどんどんキラキラ衣装着させてもらえるように応援して、カッコイイ立派な衣装作って貰えたら嬉しいなあと思いました。(急な感想文レベルの文章力)

 

もう上記したように、この公演は東京のお偉いさんに見てもらう実践型プレゼン的機能が大きくあったと思っています。本当に多かった。私が当日券で見に行った時に当日券の売り場と同じ窓口に関係者の受付があって、お偉いさんがそれ専用の書類を貰っていて、横山くんがどのくらいの熱意をもって彼らをプロデュースして演出して下さったのが外でも舞台でも伝わってきて、足を向けて寝られないなと思った次第です。

 

きっと6人とって大きな大きな挑戦で、東京という慣れない土地で本当に辛いこともあったと思います。それでも、短い期間と慣れない土地であんなにエンターテインメント性の高い舞台を作り上げて6人のポテンシャルの高さに感服しました。そして6人の明るい将来に希望を感じました。まだまだ荒削りに見える部分もあったものの、この6人なら今後どんどんパワーアップして日本の誰もが知ってる楽しませることの出来るグループになると信じて、次の令和の時代に思いを託したいと思います。

礼和の時代に大きく羽ばたきますように。

今日はこの辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

小枝